「うちの社員にも欲しい」と言われました
先日、kintone cafe 岡山に参加して、LTでうちの失敗談を話しました。
懇親会で、ある管理職の方にこう言われたんです。
あの心得、ああいう精神をうちの社員にも持ってほしいですわ。
正直、驚きました。
私にとっては、あまりに当たり前のことだったので。
心が折れたあとに、思い出した言葉
LTで話したのは、社内で作り込んだ仕組みが、思ったほど使われなかった話です。
入力数は激減して、ほぼ自分だけが使っている。
「あれだけ作り込んだのに」と、心が折れました。
そこで思い出したのが、自衛隊の通信科隊員の心構えです。
通信科の隊員は、その重大な使命を自覚し、最新の通信電子技術に関する識能を備え、旺盛な責任感と必通の信念を堅持し、創意を尽くしてその職務を遂行しなければならない。
自衛隊 通信科隊員の心構え より
この言葉で持ち直して、もう一踏ん張りした。
LTでは、そこまでを話しました。
任務必成は、通信科だけの話じゃない
「任務必成」(与えられた任務は必ず成し遂げる)は、自衛隊ではよく言われる基本的な考え方です。
職種を問わず、隊員なら誰もが叩き込まれます。
通信科の心構えにある「必通」(通信は必ず通す)も、その考え方を通信の仕事に当てはめたものだと思っています。
通信は、途絶えた瞬間に各部隊が動けなくなる仕事です。
訓練では、目の前で大元のケーブルを抜かれて、通信網の範囲にいた部隊が一斉に慌てる、という経験もしました。
だから、自分の任務がどれだけ小さくても、必ず誰かの後続につながっている。
自分がやり切れなければ、次の人が困る。
だから、任務は必ず成し遂げる。
それが「任務必成」です。
根性論じゃなく、日々の小さな習慣
今の仕事に出ているのは、気合というより、こういう小さな習慣です。
1. 連絡を受けたら、即レスする
相手を待たせないためです。
返事が遅れるだけで、相手の判断や作業が止まることがあります。
2. 物心両面の整理整頓を欠かさない
即レスするには、普段からの準備が要ります。
資料やデータ、そして気持ちの整理を、日頃から整えておく。
(この言い回し自体、自衛隊色出てますね🤔)
3. 先を見越して、できることを洗い出しておく
頼まれてから動くのではなく、次に必要になりそうなことを先に洗い出して、できる準備は始めておく。
自分の普通が、特別に見えた
私にとっては当たり前の習慣でも、別の職場の方から見ると「持ってほしいもの」になる。
今回、初めてそれに気づきました。
以前、「変な経歴は、言えたほうがいい」という記事を書きました。
自分にとっての普通は、外から見ると強みになる、という話です。今回も、同じだなと思っています。
そしてこれは、自衛隊出身でなくても持てる考え方です。
あなたの今日の小さな仕事は、誰の後続につながっていますか?
失敗しても、やり直す人の言葉
任務必成は、失敗しない人の言葉ではありません。
失敗しても、創意を尽くして、やり直す人の言葉だと思っています。
これからも、頼まれた仕事は最後までやり切る会社であり続けます。
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