「なくても仕事はできる資格」だと思っていた

正直に言えば、

kintoneアソシエイトは「なくても仕事はできる資格」 だと思っていました。
実際、資格がなくても開発はできるし、案件も回っている。
だからこそ、受ける前は「今すぐ必要なもの」ではなかったのも事実です。

ただ一方で、
ITパスポートと同じように、

“できるかどうか”ではなく、“信頼をどう証明するか” という意味では、
無視できない資格だとも感じていました。

その認識がはっきりと「行動」に変わったのは、昨年の夏頃です。

全国展開への覚悟と、必要な証明

Webマーケティングに本腰を入れ、これまで地元中心だったkintone業務を、全国規模へ広げていくと決めたとき、一つの問いに突き当たりました。

「何が一番、コストパフォーマンスの良い信頼証明になるのか?」


答えは明確でした。
cybozuパートナーになること。
そして、そのためには――
kintoneアソシエイトに合格していることが前提条件だったのです。

「じゃあ、受けるしかないな」
その判断は、迷いというより覚悟に近いものでした。

私は、kintone業務を一人で回している立場です。
自由度が高い分、責任もすべて自分に返ってくる。
成果が出なければ、言い訳はできません。

それだけ将来性のあるツールを扱っていながら、「ビジネスバリューが低い」なんて思われるわけにはいかない。
全国に商域を広げ、結果を出す。
そのためには、アソシエイトは絶対に必要な通過点でした。

だからこそ、
「できませんでした」は許されない。
その覚悟だけは、最初から決まっていました。

20%からのスタート

とはいえ、挑戦は簡単ではありませんでした。

公式の練習問題を初めて解いたときの正解率は、約20%。
一人でプロジェクトを回し、開発もしている。
それなりに知識はあると思っていただけに、想像以上の低さに、 正直かなりショックを受けました。

もともと、私は試験が得意なタイプではありません。
過去の試験でも、実力を出し切れなかった経験が何度もあります。
そんな苦手意識を抱えたまま、
「あなたの位置はここです」と数値で突きつけられる世界に飛び込むのは、
本当に怖かった。

受けなければ、評価されないままでいられた。
自分の中の“皮算用”で戦い続けることもできた。
それでもあえて、可視化される道を選びました。

不合格からの再挑戦

一度目の受験は、不合格。
悔しさしか残りませんでした。

だから勉強のやり方を根本から見直し、
年末年始も返上して、向き合い続けました。
そして迎えた二度目の受験で、合格。

結果を見た瞬間に感じたのは、達成感よりも安堵でした。
「ああ、自分のやってきたことは間違っていなかった」
「ちゃんと成果の出る努力だったんだ」

そう思えたことが、何より大きかった。

資格取得で得られたもの

資格を取ったことで、何かが劇的に変わったわけではありません。
ただ、提案の引き出しは確実に増えました。
これまで“なんとなく”使っていた機能も、
理解したうえで言葉にできるようになった。


それだけでも、仕事の質は確実に変わります。

これはゴールではなく、スタート地点

kintoneアソシエイトは、
kintone資格の中では一番最初の入口です。
これから先、もっと難しい試験もあります。
だからこれはゴールではありません。


それでも、
自分で言うのと、第三者が証明してくれるのとでは、意味がまったく違う。
小さな違いに見えて、
実際には大きな谷を挟んだ別の立ち位置だと思っています。


この資格を取ったことで、
ようやく「スタート地点」に立てた。
そして次に、何をすべきかが、少しずつ見えてきました。


私はこれからも、
肩書きを集めるためではなく、
自分から逃げないために、必要なものを取りにいく。


その一歩目が、
今回の kintoneアソシエイト でした。